14 打点に遅刻しないとは?|テニスは『足』ですると言われる理由

 

今回は足、フットワークの話です。

この講座では、スピードを速くより、

 

スタートを早く。

 
コレが結論となります♪

 


テニスにおけるフットワークの真実:速さより「早さ」

 

初心者の皆さんはよく、

 

もっと足を使って!とアドバイスされたり、

 

『テニスは手じゃなくて足でするもの』

 

なんて言われたことはありませんか?

 

テニスは全身でするものですが、

腕の技術ばかりを優先してしまう

初心者さんは確かに多いんですよね。

 

結果としては、当たり前なことですが、

 

足は大切です。

 

そしてその足、つまりフットワークは、

 

スピードを速くより、『スタートを早く』

 
脚力で速くではなく『気持ち・意識で早く』

 

という感じですね♪

 


コート上では「速く見える」ことが大事

 

例えば、観戦している人から見て

 
「速っ!」

 
と思われるということは、対戦相手は

もっと速く感じているはずです。

 

試合の相手は観客ではなく、

ネットの向こう側にいる人ですよね。

 

その相手に「速い!」と

感じさせれば、それで十分なんです。

 

だからストップウォッチで計測して、

タイムが速くなる必要はありません。

 

速くなる方法はシンプルです。
  

「諦めずにボールに向かって走る」。

  
これだけです。

 
初心者の皆さんは、ボールを追わずに

最初から諦めていませんか?

 

まず、それをなくすことです。

 


「足」は一番裏切らない武器

 

私は学生時代、手の技術というべき

ラケットワークは高くありませんでした。

 

今でもそうですが、手の技術はどうしても

調子のムラが出やすいものです。

 

ですが、「足」は

手ほどムラがありません。

 

「すぐ諦めずに足を動かす」

 

これが大事です。

自分で足が遅いと思っている人ほど、

諦めてはいけません。

 

本当に心の底から「走ろう!」

 

と思えたなら、それだけで

 
ボールにあと、

50cmは近づくことができます。

 
この「50cm」の差が、

実はとてつもなく大きいんです。

 

これは、
 
50cm先の遠いボールが

取れるようになる、

 

という意味ではありません。

 

普段ならギリギリで打っていたボールも、

 

50cm分だけ
余裕をもって打てるようになる

 

という意味で、

この「余裕」が、プレーの質を

大きく変えるんですね。

 


わずか「50cm」の余裕がプレーを劇的に変える

 

「速く」ではなく「早く」

 
コートの端から端までずっと

トップスピードでダッシュし続ける

 

そんな話ではありません。

 

普段の練習、例えばラリー練習や

簡単な1本打ちのような、

走る距離が長くない練習でも、

 

ボールを打つ場所に
0.1秒でもはやく到着する

 

という気持ちでやってみてください。

 

これが速くなるためのキモです。

 


【徹底解説】打点に「遅刻」しないための時間術

 

打点まで「速く」走るのではなく、

 

打点までに「早く」到着するんです。

 

スピードを上げなくても、スタートを

早くして一歩目がすぐに出れば、

早く到着することができます。

 

例えば、5m先のボールを

11時59分57秒にスタートして、

12時00分ジャストに

ボールを打つとします。

(あえて時計で説明しています)

 

つまり、

5m先に到着するのに3秒間ですね

 

もし、1秒出遅れると

残り2秒で到着しなけれはなりません

 
11時59分58秒スタート

 

ってことですね。

 

そうなると、2秒で走って打点に

到着して打たないといけないので、

バタバタと忙しく、走るスピードも

速くしないといけないので、

打点手前で急ブレーキになりますよね

 

これが11時59分57秒ちょうどで

出遅れることなくスタートできれば、

3秒かけて到着できるので、

出遅れて走る時より余裕が出来ますし、

打点に到着するときにも、


『ゆっくりと減速』
 
これができるので時間に余裕があるので、

ゆっくり止まってボールを打てます。

 

そうなると安定感が高まりますよね。

 

また、3秒かけずに、

もっと速い2.5秒で到着できれば、

ボールよりも先に着いて、

ボールを待ち伏せできたりもします。

 

イメージしてみるとわかりますが

5m先に3秒だと、かなり余裕ですよね。

 

ですが、上級者の人は3秒使いません。

 

11時59分58秒ぐらいには、

すでに打点に到着しています。

また、上級者は飛んでくるところを

予測もしていたりするので、
 

例えば11時59分56秒75ぐらいから

フライングスタートもできます。

 

この素早さを手に入れるために、

正しい構えやスプリットステップを

上級者は当たり前に使うんですね。

(構えやスプリットステップはキホンのキを参照してください)

 

つまり、構えの時点から動くことが

前提で構えているんです。

 

これが初心者の皆さんは、

ボールが相手のラケットから

放たれてから、動き出すんですね。

 

そしてその時に、

 
取れるか取れないかを

判断してしまっています。

 

これだと、取れる前提で走ることが

少なくなってしまうんですよね。

 


上級者が無意識に行っている「フライングスタート」

 

本当は皆さん、走れます。

 

例えば初心者の皆さんでも、

あと少し!と思えたボールは、

結果的に取れなかったとしても、

最後まで頑張って走っていませんか?

 

「取れる!」と思ったボールは、

不思議と走れてしまうものです。

 

この、「取れる!」という気持ちを、

上級者はボールを見てから

判断したりはしていません。

 

上級者は、相手が打つ前から

 

「取れなくても取る!触る!」

「取れなくても走る!」

 

こんな気持ちで構えています。

 
あるいは無意識でそうなっています。

  

ボールが来てから判断していては

「気持ち」が間に合わないからですね

 

反応や脚力よりも、

「気持ち」が間に合わないんです。

 

初心者の皆さんが、

 

あと少し!

 

と思えたボールは脚力ではなく、

 

「気持ち」がエネルギーとなっています

 

その気持ちが切れないようにすることも、

 

大切な心の「構え」なんですね。

 

私は、初心者の皆さんの足が、

ワンテンポ遅れてしまうのは、

 

そういう気持ちだと思っています。

 

私はこれを、

 

「打点に遅刻しないように」

とよくアドバイスしていました。

 

また、遅刻せずに

ジャストで到着する選手には、

 

「打点に早めに到着するように」

 

とアドバイスしていました。

 

例えば電車に乗るのに、

ギリギリで駆け込み乗車するのと、

前もって5分前にホームで

電車の到着を待っている違いですね。

 

初心者の皆さんは、

打点に遅刻しがちなんですね

12時ジャストに打つには、

12時前に余裕をもって到達しておく

 

これは、

テニスも電車も旅行も出勤も同じです

 

学校も、バイトも、待ち合わせも、

電車も、テニスの打点にも、

遅刻は厳禁なんですね

(あえて時刻で説明したのは、この表現のためでした)

 


あとがき:足が遅いと悩んでいる方へ

 

打点に遅刻しないためには、

誰もが取れないと予想したボールを

拾う上級者のミラクルプレーよりも、

 

上級者の普段の何気ない、

2〜3歩で打てるようなボールへの

 

「到達の速さ」

 

コレを見てほしいと思います。

 

他の人よりスムーズに無駄なく、

そして初心者の皆さんよりも

かなり早く動いているはずですから。

 

速くではなく、素早く。

 

これに気づくか気づかないかで、

皆さんのプレースピードが

決まってしまいます。

 

わかってしまえば簡単なことです。

 

精神論とかではないのですが、

本当に気持ちや意識で、

足は速く、いや、早くなります。

 

初心者の人は、

どうしてもラケットの技術ばかりに

神経や意識がいきがちです。

 

でも、「足があって、その次に手」

 

足がしっかり動いているからこそ、

いい球が打てるんです。

 

ココは、だいたいどの記事も、

初心者の皆さんのヒントを書いています

 

つまり、遅い人と思っている人が

素早くなるためをメインに書いています。

 

足が早い遅いの基準は、

 
・あきらめるか、あきらめないか

・反応がいいか悪いか

です。

 

そして、足が遅いと思ってる人は

これらの基準以前にまず、


自分を信じているかどうか

 

なんですよね。せっかく大好きな

ソフトテニスを頑張っているのに、

自分はこうだからと決め付けて、

 

自分の可能性

 

を消してしまっていませんか?

 

これは悲しいことです。

 

私は、目一杯走っている人に、

 

もっと足を使って!

 

などと言ったことはありません。

 

他人の目から見て、

まだまだ走れる要素があるから、

まだまだ上手くなる要素があるから、

 

皆さんはそういったアドバイスをもらう

 

ということを忘れないでいてください。

 

足が遅くても別に構いません。

 

ですが、初心者のほとんどの人が、

『足』という武器を、

自分のポテンシャルの半分も

出し切れていません。

 

これは非常にもったいないです。

 

具体的に言えば、

 

・ボールを打ったらすぐ構える。

・ボサッと立たない。

 

プレー中にも関わらず、

観戦者になっていませんか?

 

観戦者にならず、緊張して意識して、

諦めずに走り続けていれば必ず、

 

前よりボールに触れた!

届かないと思ったら届いた!

 

という体験ができると思います。

 

大事なのは、こういった

前よりも足が動いてる!

 

といった、

経験をひとつでも多くすることです。

 

自分は遅いと思っている人ほど、

すぐに実感できるので、

ぜひトライしてみてください♪

 

自分もはやくなれる!

ということを体で理解する。

 

これが素早くなれる1番の道です。

 


迷っても走ることを決めるという覚悟

 

皆さんが実際に

ボールが飛んでくる時に思うことは、

 

どこに飛んでくるのか?

 

ということです。

 

上級者の人は、

タイミングやフォーム、試合展開や

心境まで瞬時に判断して、

 

ある程度は

飛んでくるコースを予測しています。

 

初心者の皆さんには、

こんなことはまだできません。

 

なので初心者の皆さんはまず、

待機中に迷わないでください。

 

とは言っても迷うと思います。

 

ですが、迷っては足は動きません

 

考え方、意識の仕方としては、

 

『何でもとる!』

「とにかく走る!」

 

これがよいかと思います。

 

これは上級者でもそうですが、

迷ったら足は動かなくなります。

 

ですから初心者の皆さんは、

 

『何でもとる!』

「とにかく走る!」

 

と、決めておくとよいですね。

 

出遅れたってとにかく走る!

 

こんな感じです♪

 

これはコースではなく、

 

気持ちを、覚悟を、「決める」

 

という感じになりますね。

 

ですが、それでも迷います。

 

初心者の皆さんは特に。

 

そんな時は、

 

迷っても走る!

 

これになります(笑)

 

だから、

走る覚悟を決める、と書きました。

 

バカらしい答えかもですが、

 

コレが1番迷わないと思いませんか?

 

それでも迷ったら、

それでも迷っても走る!

 

この覚悟というか、決意というか、

あきらめない気持ちを確定することが、

足を動かしてくれるんだと思います。

 

初心者で足に自信のない人は、

 

もう少し、

自分の可能性を信じてみてください

 


アシスト

 

テニスは、
 

50%が足、

40%が頭、

10%が手、

 
誰の言葉かは曖昧ですが、

これはテニスの本質を突いた、

 昔からある有名な考え方です。

 

この50%を捨てるかどうかは、

皆さん次第です。

 

半分も捨ててしまったら、

楽しさも半分になります。

 

できないとダメとかではありません。

 

出来るまでの過程が楽しいんですよ、

特に初心者の皆さんは♪

 

フットワークは、ラケットワークより

確実に上達できますし、ムラがありません。

 

そして、フットワークが向上すれば、

ラケットワークも格段に向上します。

 

これが、「ナイスショット」を打つための、

 

「ナイス足スト(アシスト)」です。

 

これを忘れないでください。

 

なんでも走る覚悟ができれば、

あなたは立派な「脱・初心者」です!

 

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