カテゴリー: 初心者脱出講座

  • 13 後衛のファーストプレー

     

    いきなり結論です。

     
    初心者の後衛は、

    まず「つなぐこと」ができれば合格です。

     

    派手なショットを狙うより、

    ミスを減らすことが最優先。


    では、

    つなぐべきなのは「いつ」なのか?

    それは、すべてのプレーの最初、

     

    「ファーストプレー」です。

     


    後衛の役割と考え方

     

    「後衛」というと、初心者の皆さんには

     

    「ワンバウンドで打つ人」

     

    というイメージがあると思います。

    もちろん、

    チャンスがあれば前に出てボレーや

    スマッシュをしてもいいのですが……。

     

    私が20年ほど前にホームページを

    運営していた頃の内容と比べると、

    今では上級者の後衛は、

    ネットダッシュしてボレーをすることも

    当たり前になってきました。

     

    前衛・後衛という枠にとらわれない方が

    ソフトテニスは楽しめると思いますが、

    初心者の方はまず、
     

    「後ろでしっかり打つこと」

     

    これが最初の段階になると思います。
    (機会があればボレーもしましょう♪)

     


    上級者との差は「スキルの差」ではなく「ミスの少なさ」

     

    「後衛はつなぐ人でないと失格!」

     

    というルールはありません。

    実際に、上達するにはある程度

    攻めて打っていく必要もあります。

     

    ですが、

    初心者の皆さんがまずやるべきことは、

     

    やっぱり「つなぐこと」です。

     

    これさえできれば立派な後衛です。

     

    上級者はすごいシュートや

    ロブをカンタンに打ちますが、

     

    本当に見るべき違いはそこではなく、

     

    「ミスの少なさ」にあります。

     


    なぜ上級者はミスをしないのか?

     

    例えばフットワークです。

     

    上級者はボールの後ろ、

    つまり、自分の打ちやすい場所に

    素早く入ることができるので、

    無理な体勢で打つ回数が、

    圧倒的に少ないんです。

     

    初心者の場合はどうなるかというと……

     

    ・打点が遅れてネットにかける

    ・体勢が崩れてアウトする

    ・詰まって弱いボールになる

     

    こうした、

    「苦しい打ち方」が増えてしまいます。

     

    上級者は、
    こういった苦しい打ち方をしないんですね。

     


    「ミスを減らす」だけで2ゲーム取れる

     

    具体的な数字で考えてみましょう。

     

    上級者がミスをしないことで

    1試合で得しているポイントを

    まとめると、驚くべき結果になります。

     

    【サーブ】

    ファーストサーブがよく入るので相手に

    攻められにくく、また相手のミスも

    増えるので、最低2ポイント分はトク

     

    【ダブルフォルト】

    ファーストサーブがよく入れば、自ずと

    ダブルフォルトする回数も減ります。

    つまり自分からの失点を2ポイント

    防ぐことが可能です。

     

    【ラリーの1球目】

    無理に打ちにいかず「つなぐ」ことで

    自分からのミスが2ポイントは減ります

     

    【レシーブ

    確実に返球する意識を持つことで、

    無理なレシーブをしなくなり、

    レシーブミスが2ポイントは減ります

     

    これで合計8ポイント。


    つまり、約2ゲーム分

    「ミスをしないだけ」で

     得をしている計算になります。

     

    上級者はすごい球を打てるから

    強いのではありません。

     

    ミスが少ないから、心にも余裕が生まれ、

    結果としてすごいプレーができるんです。

     


    初心者がやるべき「ファーストプレー」の心得

     

    やるべきことはシンプルです。

     

    「ミスしない」

     ①レシーブミスを減らす

     ②ダブルフォルトを減らす

     ③ラリーの1球目必ずつなぐ

     ④ファーストサーブを入れる

     

    これらが共通しているのは、

    すべて自分から始まる最初のプレー、

     

    すなわち「ファーストプレー」

     

    これを簡単にミスしないということです。

     

    この確率を高めるだけで、

    技術がまだ未熟であっても、

    立派な「試合巧者」になれます。

     


    強くなる順番を間違えない

     

    初心者の皆さんは、つい速い球や

    すごい技のショットに目が行きがちです。

     

    ですが、強くなる順番は逆です。

     

    「最初を無茶しない意識」

         ↓

    「なんとかつなげる」

         ↓

    最初をミスしない選手

     

    これができて初めて、

    強い後衛としての土台が完成します。

     

    そしてその先に、

    「前衛を活かす」「相手を読む」

    といった高度なプレーが見えてきます。

      


    まとめ

     

    初心者後衛がまず目指すべきは、

     

    ファーストプレーを絶対にミスしない後衛

     

    です。速い球やすごい技は、

    そのあとで十分間に合います。

     

    地味に思えるかもしれませんが、

    この順番を守るだけで、特に

    初心者さんの試合の内容は

    劇的に変わります。

     

    まずは次の練習から、

     

    「 最初の1球 」

     

    これを、

    誰よりも大切にしてみてください♪

     

     

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    12 あたまの準備

     

     

     


  • 12 あたまの準備


    今回の結論はシンプルです。

    打つとき以外の動作を
    スムーズにするためには、

    頭の中で次の展開を
    推測しておくことが大切です。
     


    頭の準備とは何か

     
    前回の、

    打つとき以外の動作は、

    理解できましたか?

     

    これに加えて、

     

    「頭の準備」

     

    というのがプラスアルファされれば、

     

    さらに、

    『打つ』以外の動作が、
    スムーズになることを説明します。 

     
    『打つ』以外の動作に、

     
    ラケットを早くひく、

     
    ってありましたよね。
     

    もちろん腕だけ後ろにするのではなく、

    上半身をひねったテイクバックです。

     
    このテイクバックですが、
    ボールが飛んで来るときに、

     
    フォア側に飛んでくるのか、
     
    バック側に飛んでくるのか、

     
    これがわからなかったら、
     
    どっちにテイクバックしたら

    よいのかがわかりませんよね?

     


    初心者に必要なのは「推測」

     
    経験を積めば、その『経験』で

    ある程度は反応できると思いますが、

    ここは初心者脱出講座なので、

    まずやることは、

     
    『推測』です。

     
    これは『予測』とよく似ていますが、

    細かいことを言うと、推測です。

     

    予測は、データや客観的な根拠に

    基づいて、論理的に導き出します。

     

    データと確率上、
    ここに飛んでくるはずだ!

     
    というのが予測。

     

    ですが推測は、

     
    「たぶんこうだろう」

     
    という主観的なニュアンスが強く、

    必ずしも数値的な根拠は必要ありません

     

    初心者の皆さんに蓄積されたデータは

    まだありませんし、不正確ですので、

     
    主観的なニュアンスの、

     
    「たぶんこうだろう」

     
    でOKなんです♪
     


    「前衛・後衛別:『たぶん』で動くための推測ガイド

     
    ま、予測でも予想でも何でもいいので、

    とにかく相手の打ってくるボールの

    行方を自分なりに推測してみましょう

     
    例えば前衛なら、

     
    相手がバックハンドで打ってくるから

    引っ張ってくる確率は高いかも。

     

    じゃあ引っ張ってくるコースを

     
    と考えてみたり、さらに、


    それなら引っ張って打てるコースを
    わざと少し空けておいて、
    さらに引っ張りやすいようにすれば…

    誘ってボレーできるかも♪

     
    というふうに考えてみたり。

     

    また後衛なら

    相手はバックで打ってくるから
    引っ張ってくるかも…

    ペアの前衛の上のロブが
    飛んできたら走る事だけ注意して…

    という感じになります。

     

    こうやって文字にすると、

    凄い選手のやっていることみたいに

    感じてしまいますが、

    これは文字だから大変そうなだけで、

    実際は一瞬です。

     
    どこに飛んで来るかわからない…

     
    という事は、

    打たれてから反応して走る


    ということになりますから、

    やはりそれは、確実に遅くなります。

     
    ですが、推測していれば、

    かなり反応は速くなります。

    皆さんは自転車で、

    向こうの見えない曲がり角では、

    前もってブレーキを持ちませんか?


    それとも、
    何も考えずに突っ込みますか?


    それは危険すぎますよね?


    最悪ぶつからないように、

    いつでも止まれる速度で

    ゆっくりと進み、一時停止も行う。

     
    テニスもこれと同じです。

    自転車で角を曲がる時にブレーキに

    指をかけるように、テニスでも

    (前に落とされるかも)

    と推測していたなら、あらかじめ重心を

    低くしたりすることができます。

    初心者の皆さんはテニスになると、

    こういった推測もなく

    無謀なプレーしていませんか?


    推測のコツ

     
    推測は大切です。

     

    コツは、間違っててもよいので、
    ガンガン推測してみることです。

     
    何度も何度も推測していると、
    少しずつ間違いがわかってきます。

     
    テニスの目が、養われるんですね。

     
    なので、どんどん推測して、

    消去法でいくといいと思います。

     
    この場面でアソコには打たないだろう

     
    このような感じで、1つずつ消していく

     

    これなら簡単ですよね。
     

    1つ減る事が大切じゃなくて、

    1つでも考える事が大事なんです。

     
    『 考える 』

     
    また出てきましたね♪

     
    少しでも考えるという事は、
    次の事を考えているから、

     
    立派な『推測』になっています。

     
    考えすぎて『打つ』以外の

    動作が止まってしまっても困りますが、


    『打つ』以外の動作と『推測』。

    この2つを試行錯誤して続けていくと…


    『準備万端王』への道に近づきます。

    用意周到王でも何でもよいのですが、

    このような頭の動作っていうのは、

    初心者の皆さんでも誰でもできます。

     
    わかりやすく言えば、

     
    頭の中に、

     

    次の展開を、
    『イメージ』して試合を進める

     

    そのイメージが間違っていても、
    全然構いません、大丈夫です♪

     

    なにも考えないよりは、
    ずっと良い取り組みです。

     


    上達が3倍速くなる『観戦中』にやるべき一番ラクな練習

     
    また、人の試合を見ている時でも

     
    自分ならココを推測するかな

     
    という風に考えてみることができれば、

    確実に人の3倍以上は成長します。

     

    私が色々な学生に指導してきた経験上、

    どんどん上手くなる人って、

    そういうところに

    抜け目がない人ばかりなんですよね。
     


    頭の準備は一番ラクな練習

     
    ハードな練習をするよりも

    遥かにラクなので、

     
    頭の準備は
    絶対にオススメします。

     
    初心者脱出必須アイテムですよ♪

     

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    11 ソフトテニス 初心者|準備で差がつく本当の理由

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    13 後衛のファーストプレー

     


     

  • 11 ソフトテニス 初心者|準備で差がつく本当の理由

     
    このブログでは、

    初心者さんで、負けてばかりの人を

    メインに書いています。

    (勝っている側の人は再確認で)

     

    初心者の皆さんは、

    準備、できていますか?

     

    準備。

     

    例えば明日の学校の準備。

     

    荷物や制服を用意しておくと、

    朝にバタバタする必要ないですよね。

     

    このように、

    テニスにも準備は大変有効で

    試合では必要不可欠なものです。

     

    皆さんがイメージしやすいものであれば

     

    ラケットを早く引く、というか
    上体をひねるテイクバック。

     

    打ったら後にすぐ行う構え。

     

    こんなキホンの「キ」的なところは、

    最初の方に教えてもらったかもですが、

    これが出来ていない初心者さんは、

    本当にたくさんいます。

     

    癖付けてしまえばもう、

    意識しなくていい技術なんですが、

    アドバイスされた時から5分もすると

    ほとんどの人が忘れてしまいます。

     

    困ったことに、悪気なく。

     

    ですが、こういった

    打つとき以外の動作

     

    を意識しないと、いつまでたっても

    次のステップには進むことができません。

     

    打つとき以外の動作は、具体的には

    ・打ったらスグ構える

    (ラケットをおへその前に戻す)

    ・左手でバランスをとる

    (指を差してボールとの距離を測る)

    などになりますね。


    打つだけ、は卒業しよう

     

    『打つ』という事は、

     皆さんどんどんうまくなります。

     

    初心者の皆さんはそこにばかり

    意識を集中させますから。

     

    ですが、

    打つことだけでは成長に限界が来ます。

     

    そして、打つことというのは、

    試合では不安定なものなので、

    勝てる確率は安定しません。

     

    ですが

    打つこと以外の動作である、

     
    ・足を動かす
     
    ・正しく素早いテイクバック
     
    ・左手でバランスをとる
     
    ・打ったらスグ構える、
     

    などといった癖付けは、

    本番でも大崩れすることがないので

    試合では大変役に立ちます。

     

    上手い人は必ず出来ている技術です。

     

    どんなに調子が悪くても、

    打つとき以外の動作は

    調子が悪くなることはほぼありません。

     

    逆に言えばこのような、

    地味なところが出来ているから、

     

    上級者はミスが少ないんですね♪

     


    試合中の素振りは逆効果?ミスを繰り返す人の共通点

     

    皆さんは試合中、

    ミスした後によく、

    素振りとかしたりしませんか?

     

    してますよね!

     

    あれは自分のミスをごまかしたい…

    という心理が働いたりもしたり、

    確かにスイングがおかしい時もあります

     

    ですが、初心者の皆さんが

    試合中にミスしたほとんどの原因は、

     

    『打つとき以外の動作』にあります。

     

    ですから試合中にミスしたなら、

     

    『打つとき以外の動作』

     

    これができているかを

    確認するべきなんですね。

     

    ボールをよく見て!

     

    というアドバイスはよくありますが、

    ボールばかり見ていても、
     
    (原因を解明できないことがある)
     
    ということも覚えておいてください。

     

    『打つ前』の準備は、

    打ったすぐ後から始まっています。

     

    つまり、

    打ったすぐ後はもう、

     

    次の『打つ前』の準備です。

     

    プレーが途切れるまで
    この繰り返しなんですね。

     

    ですからプレー中に
    ボサっとすることは出来ません。

     


    準備は癖付けた者勝ち

     

    『打つとき以外の動作』というのは、

    短期集中で意識して習得してください。

    いち早く

    『当たり前』にしてしまうことが、

     初心者脱出への最短ルートです。

     

    なんなら、この期間は

    手打ちでもいいぐらいです。(笑)

     

    それぐらい、打つとき以外の動作に

    こだわって、無意識で準備万端に

    なれるように癖付けてください。

     

    ちなみにこの、

    『打つとき以外の動作』は、
     

    超初心者脱出講座
    キホンノ『キ』(打つ以外の動作)

     
    にも詳しく載せていますので、

    是非ともご参照ください♪

     

     

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    10 初心者の前衛は「真ん中寄り」に|抜かれてOKの理由と後衛心理

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    12 あたまの準備

     


  • 10 初心者の前衛は「真ん中寄り」に|抜かれてOKの理由と後衛心理

    ソフトテニス初心者の前衛は端ではなく真ん中寄りに立つべき理由を解説。抜かれるのが怖い心理や後衛の本音を理解すれば、前衛の役割が一気に変わります。

     


    前衛で一番大切なのはポジション

     

    今回は、

    前衛の事を書いてみます。

    もちろん後衛さんにも大切です。

     

    前衛といえば、ボレーとか、

    スマッシュとかポジションとかですね♪

     

    この中なら、

    圧倒的にポジションが大切です。

      


    初心者前衛は端っこダメ

     

    前衛のポジションがわからないなら、

    とりあえず端っこはやめてください♪

     

    真ん中寄りに立つ!

     

    これだけです。

    それが怖いんですよね♪

     


    強くなる前衛はボールにたくさん触る

     

    ですが、強くなるためには、

    試合中、できるだけたくさん

    ボールをさわる事です。

     

    たくさんさわるには、

    たくさんボールがくる位置にいる事

     

    つまり、前衛のポジションを

    理解すること、が大切です。

     


    ポジションは「立つだけ」で変わる

     

    ポジションが一番難しい…

    そう思うかもしれませんが、

    ポジションは、

     

    そこに立つだけ。

     

    まずは、頑張って立つだけで、

    違う世界が見えてきます。

     


    前衛は「抜かれていい」

     

    初心者さんの多くは、抜かれるのが

    とても気になるんだと思います

     

    『最初は抜かれていいから。

     いや、抜かれたほうがいいから』

     

    と私は教えたりしますが、

    後衛にはそんなことは言いません。

     

    前衛に止められてもいいから

    サイドを打ちまくろう!

    とか、

     

    前衛を気にしてミスしていいよ

     

    などのアドバイスは、

    後衛にしたことがありません

     

    なんか、前衛のほうが

    オトクでカンタンな

    教えられ方だと思いませんか?

     

    だって、

    ミスしていいんですから。

     

    抜かれていいんですから♪

     


    それでも抜かれるのが怖い理由

     

    そう言われても、抜かれるのは

    初心者の皆さんにとって、

    やっぱり一番嫌な事なんですよね。

     

    また、守ったりするのは、

    端っこに寄らないといけない理由が

    自分にあるからだと思うんです。

     

    抜かれるのがイヤ。

    ペアに申し訳ない、など。

     

    でもそれは、

    実はわがまま勝手なのかもしれませんよ

     


    後衛の心理を知れば怖くなくなる

     

    ですがもし、端っこじゃなくて、

    真ん中に寄りたくなる、

    嬉しい理由があれば?

     

     

    あります♪

     

      

    あるんです♪

      

      


    初心者後衛はストレートを「狙っていない」

        

    後衛さんには申し訳ないですが、

    初心者後衛さんの心理、事実を、

    ネタバレしておきましょう。

      

    例えばクロス展開。

    敵がクロスラリー中に、

    ストレートに抜いてくるということは、

      

    相手は自分を意識しているということ

      

    意識しているということは、

      

    敵はあなたが邪魔

      

    ということです。

     


    敵後衛がストレートに打ってしまう本当の理由

     

    試合で初心者後衛のほとんどが、

    ストレートを狙いすまして

    撃ち抜いている人はいません。

      

    怖いからストレートに、

    先に攻撃しちゃうんです。

      

    実は、

    ポーチボレーされたくないから、

    ストレートに抜くように見せて

    打っているだけなんです。

      


    ラリー力の無さもストレートの原因

      

    そしてもうひとつ。

      

    初心者後衛は、

    何球も長くラリーが続きません。

      

    3球続けば長いほうじゃないですか?

      

    なのでラリーが続くと、

    自分からのミスが怖くなります。

      

    だから早く決めたくて、

    ミスする前にストレート!

      

    と、なるわけです。

      

    後衛って、

    ボレーされるのが怖いんですよ

      

    なので、敵前衛が

    端っこに寄ってくれていると

    めちゃくちゃラクなんですよね。

      

    敵後衛のほとんどは、

    前衛の存在を気にしてプレーします。

      


    前衛の本当の仕事は「存在感」

      

    私は、

    敵に自分の存在を気にさせることが、

    前衛の一番の仕事だと思っています。

      

    ボレーやスマッシュを決めるよりも

    とても大切だと私は考えます。

      

    実は真ん中寄りのポジションは、

    試合中すべてのラリーで、

    敵後衛に自由に打たせない

    プレッシャーを与え続けるので、

      

    ペアを助けることにもなっています。

      

    真ん中寄り   端っこ

      ↓      ↓

    抜かれる    抜かれない

      ↓      ↓

    試合に参加   後衛任せ

      ↓      ↓

    初心者脱出   ずっと初心者

      

    これ、わかりますか?

    端っこは無限の初心者ループなので、

    早く卒業しましょう。

      


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    ポジショニングには、

    筋力もセンスも不要です。

      

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    超便利アイテムなので、

    最初は抜かれまくるかもですが、

    試し続けてみてください♪

      

    これだけ伝えても、まだ不安な人は、

    相手の心理を上手く利用すれば、

    ポーチに行けたりすると思います。

      

    例えばわかりやすいのが、

    敵後衛がラリーでネットミスしたら、

      

    次のポイントは

    ポーチチャンスです!

      

    敵後衛は、ネットミスした時は、

      

    ペア前衛に申し訳ないと思っていたり、

    『次はミスしないように繋ごう』

      

    と無意識で思っていたりします。

      

    ということは、敵前衛の事より、

    自分の事で精一杯な心理状態です。

      

    こんな時は比較的抜かれにくいので、

      

    サイドを捨ててポーチしやすい!

      

    と、思いませんか?

        


    まとめ|前衛は「抜かれて成長する」

      

    初心者前衛さんであっても、

    少しでも真ん中に寄ることを考えて、

    たくさんボールにさわって、

    たくさん抜かれていきましょう♪

      

    最後に、

    私は文頭で、後衛さんにも

    大切な話だと書きました。

      

    前衛のことを理解すると、

    後衛は安心して打てることが

    増えていきます。

      

    敵を知る。

      

    そして自分の心理を知る。

      

    これも、

      

    『自分の現在地』

      

    を明確にする方法ですね♪

     

     

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    09 大切なカウントとは?|セットアップポイントで勝つ考え方と集中力の使い方

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    11 ソフトテニス 初心者|準備で差がつく本当の理由

     


      

  • 09 大切なカウントとは?|セットアップポイントで勝つ考え方と集中力の使い方

     

    試合中によく、

    あと1ポイントで勝てるのに、

    追いつかれたりする事って

    ありませんか?

     

    あるあるですよね。
     

    なぜでしょうかね?

      


    なぜあと1ポイントで追いつかれるのか

     
    弱気になって守るから?
     
    油断するから?

     

    じつは私もよくわからないですが多分、

     

    相手以上に、

    集中できていないんだと思います。

     

    例えば、

    ボールカウント3ー2で

    自分が勝ってるとしたら、

     

    負けてる相手は

    あきらめるでしょうか?

     

    3ー0ならまだわかりますが、
     
    3ー2なら、

     

    あと1本で追いつく!

     

    と、誰もが思うので、

    ほとんどの人は諦めないと思います。

     

    なので、もし自分たちが

    1ポイントリードしていても、

    相手よりさらに集中しないといけません。

     


    大事な場面での考え方

     

    『ここで追いつかれたら、

      勢いで負けやすくなるから丁寧に』

     

     ぐらいに思って臨むか、

     

    『追いつかれてもいいから

          思い切って打つか』

     

    これは、

    本人の気持ち次第なんでしょうけど、

     

    初心者の皆さんはやはり、

    丁寧にプレーするべきかと思います。

     


    本当に大切なカウントとは

     

    あと、私が考える

     

    本当に大切なボールカウント
     
    というのは、他にもあるんです。

     

    例えば1ー2、2ー1の時。

      

    私的にはかなり大切に思っています。

     

    もし自分が1ー2で負けていたら、

     

    ・2ー2にして追いつくか、
     
    ・さらに1ー3に引き離されるか

     

    は、大違いだと思いませんか?

     

    ・同点になるか、
     
    ・2ポイント差になるか。

     

    このポイントを、

     

    『4つ目のポイント』

     

    と、私は呼んでいます。

     

    敵と味方のポイントを合わせて、

    4回目のポイントのことですね。

     


    セットアップポイントの重要性

     

    あと、1ー2、2ー1以外でも

     

    0ー2、2ー0、2ー2の時も、

     

    大切なポイントだと

    私は考えるようにしています。

     

    3つ目、4つ目のポイントばかりですが、

     

    これは、あと1ポイントで、

     

    そのゲームにリーチがかかるポイント

     

    なんですね。

    テニスのゲームは

    4ポイント先取(※デュースを除く)

    なので、3点目・4点目が

    そのゲームの行方を決める

    『王手』の準備になります。

     

    リードされてる時は、

    全力で阻止しようと思いますし、

     

    リードしている時は、

    ぜひとも欲しいポイントだと思います。

     

    これらのポイントを、

     

    「セットアップポイント」

     

    って言われたりするそうです。

    ま、あまり聞いたことないですが(笑)
     


    セットアップポイントでやってはいけないこと

      

    このセットアップポイントの時は、

    とても大事なので、

    無茶してはいけません。

      

    リードしていてもされていても、

    無理も無茶も禁物です。

      

    こういう大事なカウントを、

    イチかバチかでしのいだとしても、

    相手は嫌がらないですし、

    初心者さんならなおさら

    確率は低くなります。

     

    逆に、ここを無理せずにリードして

    リーチをかけられたら、

     

    相手には

    『プレッシャー』

     

    という一番イヤなものを

    プレゼントできます。

      


    相手にプレッシャーをかける考え方

     

    相手からすれば、何をやっても、

    いつでも無理せずつないでくるので、

    挽回するのも簡単ではありません。

     

    早くミスしてくれると

    ラクなのはわかりますよね。

     

    簡単にプレーが止まらないということは、

     

    相手も簡単にポイントが取れない

     

    ということです。

     

    それが続くと、

    相手はポイント欲しさに

    急いで決めたがるようになります。

     


    大事な場面ほど焦る心理

     

    自身にもそんな経験ありませんか?

     

    大事なポイントは特に、

    早く決めたがってしまいます。

     

    すぐに強打したり、

    すぐにコースを変えて抜いたり。

     
    それは、

    自分も相手も同じです。

     

    大事な場面ほど、
    長くプレーする意識が大切です。

     


    ゲーム単位での考え方

     

    だから、

    セットアップポイントは、

    しっかり無理しない。

     

    こういう考え方ができれば、

    ポイントだけではなく、

    ゲームカウントでも

     

    セットアップ「ゲーム」

     

    を考えられるようになります。

     

    ゲームカウント

    1ー2、2ー1、2ー2の時に、

     

    しっかり無理せず、

    相手に焦ってもらう。

     

    そんなことまで考えている

    初心者さんは、

     

    なかなかいませんね。

     

    ま、いません(笑)

     


    カウントの把握が勝敗を分ける

     

    初心者さんは、

    カウントをよく間違えませんか?

     

    間違えたままプレーするなんて、

    考えられません・・・

     

    というのは嘘で、

    私も勘違いはたまにしてました(笑)

     

    ですが、その勘違いのほとんどは、

    カウントは1ポイント差で

    自分が負けている

     

    という勘違いでした。

     

    本当はリードしているのに

    負けていると思っているので当然、

     

    長くプレーする意識になります。

     

    そして、もしそのポイントを取られても

    ゲームを取られることはなく、
    (実際は勝っているので)

     

    同点なんですよね(笑)

     

    逆に、そのポイントを取ったときは、

    そのままゲームを取れることもあり、

    どちらにしてもラッキーでした。

     


    粘る意識が勝率を上げる

     

    ということは、

    実際はどんなカウントでも

     

    長くプレーを続けて粘ろう

     

    と意識することは、

    ポイントを失いにくくなるんですね。

     

    初心者の皆さんは特に、

     

    長くプレーを続けて粘ろう

     

    という意識が、

    確実に勝率を高めてくれます。

     


    まとめ|大事なポイントを見極める

     

    カウントの把握は大切です。

     

    強い人は、

    大事なカウントでは

    簡単にポイントを譲りません。

     

    逆に言えば、

    だから強いんですね。

     

    ポイントはしっかり把握して、

    試合をしましょう。

     

    ですが、全てのカウントに

    全集中するのは難しいので、

     

    今回のようなカウントぐらいは
    意識してみてください♪

     

    試合中に、
     
    3つ目、4つ目のカウントだな

     

    と思える時点で、かなり冷静です。

     

    焦らないためにもカウントを把握して、

    大事なカウントや大事なゲームでは、

     

    何を意識するべきか?

     

    しっかり思い出して、

     

    長くプレーしましょう♪

     

     

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  • 08 攻めるタイミングとは?|打つ判断と自分の得意パターンの見つけ方

     
    打 つ !

     

    ここまで色々と書いてきましたが、

    やはりテニスは勝負事ですから、

    攻めないといけません。

     

    これは、

    私がいつも言われていたことです。

     

    ですが、なんでもかんでも

    打ちまくるのはよくないと、

     

    ここでずっと書いてきたので、

    実践できているかは別として、

    そこは理解してくれていると思います。

     


    攻めるとはどういうことか

     

    『 攻撃 』というのは、

    自分が無理なく打てる態勢で、

     

    かつ、『 迷いのない時 』

     

     になると思います。

     

    それがわかっていたら、

    すでに1、2回戦突破は楽勝です。

     

    わかっていないから、

     

    なんでも無理に打ってしまう・・・

     

    そんなことはありませんか?

     


    打つタイミングよりも「場所」を決める

     

    打つタイミングを考えて、

    相手の状況を見て、得意なボールで…

     

    というよりも、

     

    初心者の皆さんは、

     

    打つ場所を決めておく方が

    ラクだと考えています。

     

    わかりやすく言うと、

     

    例えば後衛なら、
     
    打つ場所が、

    ベースラインより前なら打つとか、

     

    前衛なら、
     
    相手がベースラインより

    後ろならポーチするとか。

     

    これはもちろん、状況とか展開、

    ポイントなどにもよるんですが、

    最初はこんな感じでも良いので、

    わかりやすく迷わないことが賢明です。

    また、タイミング(時間)というのは、

    一瞬で過ぎ去りますが、

    場所(空間)は視覚的に捉えやすいく、

    『ここに来たら打つ』と決めておけば、

    脳の迷いが消え、

    結果的に打点に入りやすくなります。

    初心者さんの皆さんにとって、

    少しでも迷わないということは

    試合では大きな味方となってくれます。

     


    自分の打ちやすい形を知る

     

    もう一つ、別の決め方も紹介します。

     

    後衛だった私の場合は、

    ベースラインより前とか後ろなどは、

    実はあまり気にしていません。

     

    私は好きなコース・・・

     

    というか、

     

    好きな場所

     

    で決めている感じです。

     

    私は流し打ちが好きなんです。

     
    ま、引っ張るのが嫌いなんですね。

     

    なので、

    クロスはあまり好みません。

     

    クロス展開は、

    ストレートに抜くときは、

    かわす感じで打っています。

     

    ※攻めると抜くは違います。

    攻めるとは『自分のリズムで打つこと』。

    抜くとは『相手の逆を突くこと』。

    初心者はまず、相手を無視してでも

    自分のリズムで打てる『攻め』を

    優先しましょう。

     


    自分の「勝負ポイント」を持つ

     

    私は、

    自分のコートの左すみのところ、

    逆クロスのポジションからミドル、

    もしくは逆クロスのコースが

    思い切って打てるんです。

     

    ま、左ストレートは

    サイドアウトしやすいのが

    ネックなんですが。

    私にとっての逆クロスのように、

    みなさんにも

    『フォアのこの打点なら自信がある』

    という『お気に入り』的なところが

    あるはずです。

    それを見つけるのが上達の近道であり、

    現在地の把握にもなります。

    初心者のみなさんも、

    打つ事っていうのがわからなかったら、

     

    落ち着く場所、

     

    というか、

     

    好きなコースの時に

    攻めればよいかなと思います。

     


    苦手はしのいで、得意で勝負

     

    苦手なコースは

    しのいでしのいで、

     

    好きな場所、

    好きなコースで勝負!

     

    というのができればそれはもう、

     

    自分のテニススタイル

     

    になっているのではないでしょうか?

     


    自分の形を作るメリット

     

    早くから自分の形ができると、

    ポリシーのある選手みたいで、

    なんか、かっこいいですよね♪

     

    自分の形がある程度あると、

    反省も課題もわかりやすいです。

     


    攻めるショットの本当の意味

     

    攻めるショットっていうのは、

    自分がポイントするためにあるもので、

    相手にポイントを

    プレゼントするものではありません。

     

    イチかバチか攻める。

     

    というのも、
    初心者さんの戦略としては

    私はオススメはしません。

     

    攻める時は、

    気持ちよく打ちたいとき

     

    打点が低かったり、

    打点に入れていなかったり、

    相手の動きが気になったり、

    相手がどこに打つかわからないとき。

     

    気持ちよくないですよね。

     

    こんな時は、
    長くプレーを続けましょう

     


    まとめ|攻める基準を持つ

     

    やはり初心者の皆さんはまず、

    好きな場所からがよいですね。

     

    そこから好きなコース。

     

    自分の現在地を照らし合わせて、

    安心できるところを探しましょう♪
    (^^)

     

     

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    07 自分の現在地を把握する方法|相手分析でミスを減らして勝つ考え方

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  • 07 自分の現在地を把握する方法|相手分析でミスを減らして勝つ考え方

     
    前回、前々回の記事で、

    自分の現在地や、

    ダメなところは見えてきましたか?

     

    それだけでもう、ミスは1〜2割減。

     

    いや、もっとですね!
    (^^)

     

    ですが、

    相手もダメなところを把握していて、

    相手も焦っていなかったら…

     

    そうなると、

    自分の現在地を把握しているだけでは、

    地区予選突破は少し難しくなってきます。

     

    やはり、

    相手がいるスポーツですからね。
     


    自分の現在地の次にやるべきこと

     
    プロ野球選手やプロサッカー選手も、
    こんな言葉をよく使います。

     
    「誰が相手でも、
     自分のプレーをするだけです」
     
    私もそう思います。

     
    ですがそれは、

    自分の現在地が把握できていて、

    相手のこともある程度把握して、

     

    もうあとは、自分に集中のみ。

     

    そういう状況なんだと思います。

     

    このようにまず、

    自分の現在地が把握できているなら、

    そこからさらに相手のことを考える。

     

    考えるというか、

    研究するというか。

     

    そういった、
    相手を知ることは大切です。

     


    相手を観察すると勝てる理由

     
    どんな相手でも
    自分のテニスをするだけ

     
    というのは確かにカッコいいですが、

    私のテニスではありえません。

     

    チェンジサイドの1ポイント目は、
    ほとんどポーチしてるな、あの前衛

     

    とか、

     

    あの後衛、ストレートに打ったあとの
    次のポイントは、だいたい繋ぐよな。

     

    など、

    相手の展開やパターンに

    気づいていれば、

     
    簡単に勝利に近づけることがあります。

    そこまで観察できない!

    という初心者さんでもまずは、

    相手が自分と同じように

    パニックになっていないか、

    といった、顔色を見るだけでも

    立派な観察になります。

    相手の顔色を観察できるなんて、

    結構凄いことなんですよね、実際は。


    試合中に自分がやるべきこと

     
    ですが、

    試合になったらまず、

    自分のことを考えていく。

     
    私がいつも考えていたのは、

     
    自分が全部のボールに喰らいついて、

    必死になって返そうとしている姿を、

    相手に見せ続けよう

     

    これは本当によく考えていました。

     

    全てのポイントに

    戦う意志があることを相手に伝え、

     

    相手にとって嫌なタイプになる。

     

    そう考えていました。

     


    相手が嫌がるプレーとは何か

     
    相手が、負けているにもかかわらず、

    しつこくあきらめずに走り回って、

    元気なまま笑顔でプレーしてくる。

     

    イヤじゃありませんか?

    相手からすれば、『決まった!』と

    思ったボールを拾われ続けると、

     

    次はもっと厳しいコースに打たないと!

     

    というプレッシャーになります。

    その結果、

    勝手に相手が自滅(ミス)をしてくれる。

    これが最大のメリットです。


    また、この考え方のメリットは、

    自分がやるべきことに集中するだけで、

    相手が嫌がるということです。

     
    相手のバックを攻める、

    走らせるなどは確かに有効ですが、

    コントロールが必要だったり、

    ミスするとプレッシャーになります。

     
    ですが、

    負けていても、

    あきらめずに走り回り、

    元気にプレーすることは、

     

    失敗がありません。

     


    自分のやるべきこと=相手の嫌なこと

     
    こう考えると、


    相手の嫌なことは

    自分のやるべきことと同じ


    になりますよね。

     
    相手の苦手なバックを狙う

     
    というのは、
    その瞬間のイヤさですが、

     
    それよりもまず、

     
    ずっと相手がイヤがること

     
    そして、

     
    自分もパニックにならないこと

     
    これが大切です。

     


    初心者がまず意識すべきこと

     
    初心者の皆さんにとって大事なのは、

     
    自分が焦ってパニックにならない考え方

     
    こういう意識があれば、

    自然と相手のことも
    考えられるようになります。

     
    特に学生の試合では、
    この考え方はとても重要です。

     


    まとめ|自分の現在地からすべてが始まる

     
    いろいろ書きましたが、


    相手の嫌がることは、


    『自分のすべきこと』


    自分のすべきことは、


    『自分が焦ってパニくらないこと』

     

    自分が焦ってパニくらないことは、

     

    『 相手がイヤがること 』

     

    です。

     

    こう考えることができたら、

    もう中級者以上です。

     

    ですが初心者の皆さんは、

    自分を見失いそうなときほど、

    相手のことや周りのこと、

    自分の不甲斐なさを気にしてしまいます

     

    そうならないためにも、

     
    まずは、

    自分の現在地。

     
    普段からしっかり把握してくださいね。

     

     

    ▼ 前回の記事
    06 自分の現在地を知ることが上達への最短ルートになる理由

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    08 攻めるタイミングとは?|打つ判断と自分の得意パターンの見つけ方

     


     

  • 06 自分の現在地を知ることが上達への最短ルートになる理由

     
    今回は前回の記事でもあった、

    「自分の現在地」のお話です。

     


    自分の現在地とは何か?

     
    初心者の皆さんは、
    自分の現在地をわかっていますか?

     

    例えば勉強。

     

    とても賢いと自分で思っていて、

    私は東大にトップで合格できる!

     

    そう思っていたとしても、
    実際の学力が低ければ、
    東大トップ合格は達成できません。

     

    私は偏差値60だから、
    これぐらいの大学かな?

     

    と、偏差値のような数字の目安が
    テニスにあるとわかりやすいのですが、

    そんな数値はありません。

    ですからソフトテニスなら、

     

    10回サーブを打って、入るのが

    5回以下なら現在地は『基礎固め』。

     

    8回以上なら『コースの狙い分け』に

    ルートを進める、

    といった自分なりの基準を作ることで、

    現在地を把握した練習が出来るんですね。

     


    現在地がわからないと上達できない理由

     

    ところで皆さんは、
    地図は見れますか?

     

    昔は地図の本が車内にあって、

    地図を見ながら目的地に

    向かっていたんです。

     

    学生さんは知らない時代ですね(笑)

     

    今はカーナビがあったり、

    Googleマップがあったりで

    とても便利です。

     

    そしてスマホがあれば、

    自分の現在地が

    GPSでわかってしまいます。

    便利なのか、危険なのか(笑)

     

    テニスのレベルにも

    GPSみたいなものがついていれば、

     

    「現在あなたはココです」

     

    っていうのが
    わかりやすいですよね。

     

    話を戻して、

    地図を見て目的地を

    見つけたとします。

     

    その目的地に向かうとき、

     

    まず、
    現在地から考えますよね?

     

    そうなんです。

     

    現在地がわからないと、

    目的地がわかっていても

    ルートが作れないんですね。

     

    ソフトテニスも同じです。

     

    自分の現在の実力を把握していないと、

     
    目標までの練習内容を
    間違えてしまいます。

     
    例えば、

    サーブの実力が
    100点満点だったとしましょう。

     

    それならばサーブの現在地は、

    もうゴールしていますね。

     

    なのに、

    練習でサーブにばかり
    時間を費やしていたとしたら、

     

    もったいなくありませんか?

     

    もちろん、

    他の技術も満点だから、

    サーブを120点にするために
     
    というなら納得ですが、

     
    ボレーが30点

    バックハンドが20点なのに、

    100点のサーブばかり練習すれば、

    テニスの上達は止まりますよね。

     

    自分の現在地とは、

     

    テニスにおける自分の現在地。

     

    つまり、
    自分のテニス力のことです。

     

    これをしっかりと、
    的確に理解することで、

     

    今は何が必要なのか

    何が今は不必要なのか

    が、はっきり見えてきます。

     

    そうすると、

    目標までの道順が

    わかってくるんです。
     


    目標に向かうために必要な考え方

     
    例えば、
      

    「目指せ入賞!」
     
    と、そう思っているなら、
     
    ・入賞するために必要な考え方、技術

    ・私には何が必要なのか?

    ・何が足りないのか?

    ・まずやるべきことは何か?

     

    などが鮮明になってきます。

     

    すると、
     
    入賞を目指す道は

    間違えにくくなり、

     
    大きくそれることも
    なくなりますよね。

     

    テニスじゃなくても、

    おでかけしていて
    目的地に向かう途中、

     
    近くに美味しそうなパン屋さんが
    あったから寄ってみた

     
    なんてことはあると思います。

     
    ですが、

    時間がなければ寄り道しませんよね。

     
    パン屋は諦める。

     
    私はこれを
    「諦める」ではなく、

     
    「明らみる」
     という意味に捉えています。

     
    状況を明らかに見て、
    やめるという判断です。

     

    また、

    パン屋に寄る時間があるなと思えば、
    寄り道していきますよね。

     

    ですがそのあと、

    また目的地へのルートを組み直して、
    最短で行ける道を選択します。

     

    テニスも同じで、

    時間がなければ寄り道せずに
    目的地に到達しないといけません。

     


    時間には限りがある(特に学生)

     

    学生のみなさんには、

     

    「引退」
     
    という時間制限があるのも

    忘れてはいけません。

     

    次の大会までにできる
    練習時間も考え、

     

    いま、自分が試合のために
    一番必要なことは何か?
     
    を客観的に考えて、

    最短の成長ルートと
    練習課題を知る。

     

    自分の現在地がわからないと、

    的確なルートと練習は
    できませんよね。

     

    なので、

    自分を過大評価するのもよくないし、

    過小評価するのはもっとよくありません

     

    過大評価は、

    自分にはまだ早いかもしれない
    ハードな内容だったりしますが、
     
    自分を過小評価していると、
     
    いつまでもできることしか
    練習しなくなってしまいます。

     


    過大評価と過小評価の落とし穴

     

    例えば、

    小学校3年生で、
    ひらがながまだ不安だから、
    漢字の勉強はまだしない
     
    というのは
    もったいないのと同じです。

     

    ・自分ができること
    ・できないこと
    ・ちょっと出来かけていること
    ・出来ないけどやりたいこと

     

    色々とピックアップしてみて、

    何から始めるのが

    地区大会入賞という目標に

    最短で進めるのかを

    自分で考えてみてください。

     

    答えが間違っていてもいいんです。

     

    「何をすべきか」
     
    を考えること自体で、

    もう初心者の考えでは
    なくなっていますので♪
    (^^)

     


    何から始めるべきかを考える

     

    誰かに判断してもらうのも
    良いことです。

     

    ですが、いつも誰かに
    判断してもらうわけにはいきません。

     

    出来ない課題が
    少しできるようになったら、

    今度はさらに出来るために。

     

    できると思っていた課題も、
    出来なくなる前に
    復習していきましょう。

     

    そうやって、
    少しずつ出来ることを
    増やしていけばいいと思います。

     


    優先順位と順番

     

    そして順番ですね。

     

    例えばバックハンドスマッシュ。

     

    こんな技術は、初心者の試合では

    ほとんど必要ありませんよね。

    バックハンドスマッシュを練習する

    1時間があるなら、その時間を

    レシーブを確実に相手コートに返す練習

    に充てる。

    これが目標(入賞)への最短ルートです



    そういった目標に不要な技術は

    後回しにして、それでもやってみたいなら

    たまには遊び感覚でトライして、

    また自分の目指すルートに戻る。

     

    こういう考え方ができるようになれば、

    すでに中級者を超えています(笑)

     


    まとめ|まずは自分の現在地を知ることから

     

    技術は、

    体の反応や反復練習が必要ですが、

    考え方や取り組み方は関係ありません。

     

    こういった考え方ができれば、

    あっという間に初心者を

    脱出できると思います。

     

    初心者の皆さんは、

    自分の現在地がどれくらいなのかを、

    過小でも過大でもなく、
    原寸大で見つめ直してみてください。

     

    そうすれば、

    逆算してやるべきことが見え、
    迷わず進めるようになりますので♪

     

     

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  • 05 自分の現在地を把握する方法|ミスを減らして勝つ考え方

     

    ソフトテニスの試合で、

    なぜ負けるのか分からない。

    そんな状態になっていませんか?

    この記事では、

    自分の「現在地」を把握し、

    ミスを減らして勝ちにつなげる考え方を解説します。

     


    私が学生に伝えていた「the・把握」という魔法の言葉

     
    学生のサポートをしていた時代、

    私は、「the・把握」

    という言葉が好きでした。
     

    こう言われるとなんとなく、

    聞き逃したらもったいないような

    大事なポイントをまとめた言葉の

    ように感じられやすかったので、

    アドバイスする時にも

    たまに使っていました。

     

    何の把握?

    何を把握するの?

     

    というと、まずほとんどが、

    自分のことです。

     
    どういうテニスをすれば、

    勝てるパターンなのかを

    把握するのは難しいですよね。

     

    ですから私の場合ですが、

    勝ち方よりも私はまず、

    何をしたら負ける?

     
    ということを考えます。

     

    例えば、

    ・ダブルフォルト5つしたら…

     

    ・レシーブミス4つしたら…

     

    ・ネットミスを連続でしたら…

    ・ラリーを2往復もしないうちに

     すぐにコースを変えてばかりなら…

    などですかね。

     

    言われてみれば、

    当たり前のことばかりなので、

    初心者さんもすぐに思いつくはずです。

     

    そんなことは頭でわかっていても、

    試合前にあえて意識して、

    自分に警告する。

     

    これが、自分を把握するための

    the・把握 です。


    勝ち方を探す前に「どうすれば負けるか」をリストアップする

    自分の負けパターンを思い出して、

    そうならないように考える。

     

    バカ打ちして自滅するタイプなら、

    1ポイント1ポイントをできるだけ

    長く続けようと意識したり、

     
    すぐにコースを変えないことを

    考えておいたり。

     

    それでも試合になると

    忘れてしまいがちですけどね。

     

    ですが私なら、

    どうすればバカ打ちを

    しなくなるんだろうか?と考えます。

     


    暴走を止める物理スイッチ「グリップを短く持つ」の真意

    試合開始時は、

    グリップを少し短く持つ。

    という工夫もアリですね。

     

    これは確かに、

    飛距離は出なくなるのですが、

    それよりも、短く持つことを

    忘れていない時点で、

    意識して試合に臨んでいる

    ということの証明になるので、

    そういう点ではかなり効果的だと思います

    もちろん短く持つのは、打ったボールが

    短くなるとは思いますが、これは単なる

    物理的な飛距離抑制ではありません。

    『今は自分を律している最中だぞ』

    という、

    自分へのアンカー(目印)になるんです。

    人は、パニックになると体の感覚が

    消えますが、手のひらの違和感だけは

    残ると言われています。その違和感が、

    暴走を止めるブレーキになります。


    本当の意味での「自分の現在地」を知る勇気

    自分の負けてしまう要素を

    わかっていることは、

    しっかり自分を把握しているということ。

     

    なので、まず自分を把握する。

     

    つまりこれは、ダメなところを

    自分で自分に言い聞かせることができ、

    それは自分に集中できるという

    状態を作りやすくなります。

     

    ここさえ勝手なことをしなければ、
     
    これさえしっかりやっていれば、

     

    相手のことなんてどうでもいい。

     
    という心境が生まれやすいと思います。

     

    相手のことを考える。
     
    もちろんこれも大事です。

     

    ですが初心者さんは、

    まずは自分の把握が優先です。

     

    まず自分がやるべきことは、

    自分がやってはいけないこと。

     

    これをまず考えてください。

     

    これがthe把握です。

     

    ま、私も今はこの言葉は
    全く使わなくなりましたが(笑)

     

    今は、

    自分の現在地

     

    という言葉を使っています。

    現在地を把握するとは、

    今の自分の実力が

    10回打って3回しか入らないショット

    などというレベルを認めることです。

    カーナビと同じで、目的地(勝ち)を

    決める前に、今自分がどこにいるか

    (何ができるか)を間違えると、

    一生ゴールには着きません。

     


    まとめ:相手を見る前に、まずは自分の「負け癖」を把握しよう

     
    ・勝ち方よりも「負けパターン」を知る

    ・試合前に自分へ警告する

    ・自分を把握することでミスは減る

     

    まずは相手より、自分を知る。

     

     

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    04 試合で勝つには?1回戦負けを抜け出す入り方と考え方

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    06 自分の現在地を知ることが上達への最短ルートになる理由

     


     

  • 04 試合で勝つには?1回戦負けを抜け出す入り方と考え方

     

    ソフトテニスで、

    いつも1回戦負けしてしまう。

    そんな悩みはありませんか?

    この記事では、

     

    ・負けの原因はほとんどが自分のミス

    ・試合の最初は30%オフで入る

     

    といった、試合で勝つための

    無理しない「入り方」を

     

    あらかじめ決めておく。

     

    という考え方について解説します。
     


    1回戦負けの正体は相手の強さではなく、自分の120%

     
    勝ちたいけどいつも1回戦負け…。

    そんな経験ばかりしている人ですか?

     

    私も中学生の頃は、いつもそうでした。

     

    結果から言えば、

    自分のミスで負けていましたね。

     

    100%私のミスです。

    今なら断言できるぐらい自信あります笑

     

    あれから30年以上経ちました。

     

    ですが、
    最近の中学生でも同じなんですね。

     

    初心者さんの試合を見ていると、

    ほとんどがそうだと思います。

     

    ダブルフォルト、レシーブミス。

     
    ラリーの1球目。 

     
    何も考えずミスを繰り返す。

    これではいつまでたっても、

    その日の調子次第になってしまいます。

     

    ラリーにしても強引なプレー。

     
    特に後衛は最初からドカン!

     
    と打ってしまっては、

    次のプレーで自分の力をセーブするのは

    誰だって難しいものです。

    (そこそこ勝つ人は別かもですが)

     

    いきなり自分の理想ではなく、

    まずは30%ほど抑えて、

    自身の調子を確かめてみると

    よいかと思います。

     

    ちなみに30%オフとは、

    『フルスイングを途中で止める』

    のではなく、

    ラケットを振る速さをゆっくりにする

    と言ったイメージです。あるいは、

     

    ベースラインではなく、

    サービスライン付近に収まればOK

     

    と割り切ることです。

     

    握力を30%落としても良いですね♪

     

    勝てない人のほとんどが、

    100%、いや120%くらいで

    打っているはずです。

     

    たとえ超一流の人でも、

    全開バリバリで最後まで

    打ち続けられる人はいません。

     

    そもそも、自分がどれぐらいの力で

    打っているかもわからないほど、

    周りも自分も見えていない状態で

    試合している人も結構いますよね。

     

    初心者の皆さんにはまず、


    30%ダウン


    から始めてみることをおすすめします。

     

    これは、最初の2〜3ポイントで

    よいかとは思うのですが、

    実はコレ、非常に大事なことなんです。

     
    こうやって最初を決めておくことで、

     
    ゲームの最初の入り方はこれ!

     
    という自分の安定した形ができるので、

    自分のペースも作りやすくなります。

     

    最初というのは誰でも緊張しますから、

    わざわざ相手より先にミスして、

    相手をリラックスさせるのは

    とてももったいないことですよね。

     


    脱・自滅!試合の入り方は30%オフから始める

     

    皆さんは、 

    試合前になると少し走ったりして

    軽くアップしたりしますよね?

     

    でも試合になったら、

     

    いきなり全開!

     

    ドカーン!

     

    ネットー!

     

    アウトー!

     

    ホームラーン!

     

    そんなことはないですか?

     

    いやいや、試合の最初こそ

    ウォーミングアップの緩い感覚が、

    初心者さんには特に必要です。

     

    最初はかる〜く2、3球打つことも、

    すぐ力んでネットしたりする人には

    とても有効なスタート方法です。

     

    後衛さんがこんなふうに

    スタートしてラリーが続けば、

    ペアの前衛さんには、

    今までの2倍はチャンスが来ます。

     

    後衛が30%オフで繋いでくれるだけで、

    前衛は

    『次は足元に来るな』

    『ポーチに出たほうがいいかな』

    と心の準備ができます。

    1回戦負けのペアは、

    二人同時にパニックになっていることが

    多いですから、初心者の後衛の人は

    無理しないことをオススメします。

     


    最初の数ポイントをウォーミングアップと割り切る勇気

     

    というわけで、『勝つには?』

     
    という記事のタイトルでしたが、


    要は、

    あらかじめやることを決めておく。

     

    1回戦あたりなら

    最初の2〜3ポイントだけでもよいので

    何をどう打つかを考えておく。

     

    やることを決めておけば、

    少しは気持ちもラクに臨めますしね。

     

    バカ打ちしていたら、

    勝てるものも勝てなくなりますから。

     


     


    まとめ:後悔する前に「やることを決めておく」のが勝つコツ

     
    ・負けの原因はほとんどが自分のミス

    ・試合の最初は30%オフで入る

    ・最初の数ポイントを“決めておく”

     

    試合の入り方は、

    無理しない考えが賢明です。

     

    なんであそこに打ったんだろう

     

    なんで力任せに打ったしまったんだろう 

     

    試合後に後悔する初心者さんは

    たくさんいますが、そこに前もって

    気づく初心者さんは本当に少ないです。

     

    だからこそ、

    ここに気づいて実践できたなら、

    一気に勝てる側に近づけます。

     

    自分の現状に気づく。

     

    早く気づいて、致命的に無駄なミスは

    さっさと相手チームにして貰いましょう

     

    無理しないこと、試してみてください♪

     

    やってみるかどうか、でしたよね♪

     

     

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