06 自分の現在地を知ることが上達への最短ルートになる理由

 
今回は前回の記事でもあった、

「自分の現在地」のお話です。

 


自分の現在地とは何か?

 
初心者の皆さんは、
自分の現在地をわかっていますか?

 

例えば勉強。

 

とても賢いと自分で思っていて、

私は東大にトップで合格できる!

 

そう思っていたとしても、
実際の学力が低ければ、
東大トップ合格は達成できません。

 

私は偏差値60だから、
これぐらいの大学かな?

 

と、偏差値のような数字の目安が
テニスにあるとわかりやすいのですが、

そんな数値はありません。

ですからソフトテニスなら、

 

10回サーブを打って、入るのが

5回以下なら現在地は『基礎固め』。

 

8回以上なら『コースの狙い分け』に

ルートを進める、

といった自分なりの基準を作ることで、

現在地を把握した練習が出来るんですね。

 


現在地がわからないと上達できない理由

 

ところで皆さんは、
地図は見れますか?

 

昔は地図の本が車内にあって、

地図を見ながら目的地に

向かっていたんです。

 

学生さんは知らない時代ですね(笑)

 

今はカーナビがあったり、

Googleマップがあったりで

とても便利です。

 

そしてスマホがあれば、

自分の現在地が

GPSでわかってしまいます。

便利なのか、危険なのか(笑)

 

テニスのレベルにも

GPSみたいなものがついていれば、

 

「現在あなたはココです」

 

っていうのが
わかりやすいですよね。

 

話を戻して、

地図を見て目的地を

見つけたとします。

 

その目的地に向かうとき、

 

まず、
現在地から考えますよね?

 

そうなんです。

 

現在地がわからないと、

目的地がわかっていても

ルートが作れないんですね。

 

ソフトテニスも同じです。

 

自分の現在の実力を把握していないと、

 
目標までの練習内容を
間違えてしまいます。

 
例えば、

サーブの実力が
100点満点だったとしましょう。

 

それならばサーブの現在地は、

もうゴールしていますね。

 

なのに、

練習でサーブにばかり
時間を費やしていたとしたら、

 

もったいなくありませんか?

 

もちろん、

他の技術も満点だから、

サーブを120点にするために
 
というなら納得ですが、

 
ボレーが30点

バックハンドが20点なのに、

100点のサーブばかり練習すれば、

テニスの上達は止まりますよね。

 

自分の現在地とは、

 

テニスにおける自分の現在地。

 

つまり、
自分のテニス力のことです。

 

これをしっかりと、
的確に理解することで、

 

今は何が必要なのか

何が今は不必要なのか

が、はっきり見えてきます。

 

そうすると、

目標までの道順が

わかってくるんです。
 


目標に向かうために必要な考え方

 
例えば、
  

「目指せ入賞!」
 
と、そう思っているなら、
 
・入賞するために必要な考え方、技術

・私には何が必要なのか?

・何が足りないのか?

・まずやるべきことは何か?

 

などが鮮明になってきます。

 

すると、
 
入賞を目指す道は

間違えにくくなり、

 
大きくそれることも
なくなりますよね。

 

テニスじゃなくても、

おでかけしていて
目的地に向かう途中、

 
近くに美味しそうなパン屋さんが
あったから寄ってみた

 
なんてことはあると思います。

 
ですが、

時間がなければ寄り道しませんよね。

 
パン屋は諦める。

 
私はこれを
「諦める」ではなく、

 
「明らみる」
 という意味に捉えています。

 
状況を明らかに見て、
やめるという判断です。

 

また、

パン屋に寄る時間があるなと思えば、
寄り道していきますよね。

 

ですがそのあと、

また目的地へのルートを組み直して、
最短で行ける道を選択します。

 

テニスも同じで、

時間がなければ寄り道せずに
目的地に到達しないといけません。

 


時間には限りがある(特に学生)

 

学生のみなさんには、

 

「引退」
 
という時間制限があるのも

忘れてはいけません。

 

次の大会までにできる
練習時間も考え、

 

いま、自分が試合のために
一番必要なことは何か?
 
を客観的に考えて、

最短の成長ルートと
練習課題を知る。

 

自分の現在地がわからないと、

的確なルートと練習は
できませんよね。

 

なので、

自分を過大評価するのもよくないし、

過小評価するのはもっとよくありません

 

過大評価は、

自分にはまだ早いかもしれない
ハードな内容だったりしますが、
 
自分を過小評価していると、
 
いつまでもできることしか
練習しなくなってしまいます。

 


過大評価と過小評価の落とし穴

 

例えば、

小学校3年生で、
ひらがながまだ不安だから、
漢字の勉強はまだしない
 
というのは
もったいないのと同じです。

 

・自分ができること
・できないこと
・ちょっと出来かけていること
・出来ないけどやりたいこと

 

色々とピックアップしてみて、

何から始めるのが

地区大会入賞という目標に

最短で進めるのかを

自分で考えてみてください。

 

答えが間違っていてもいいんです。

 

「何をすべきか」
 
を考えること自体で、

もう初心者の考えでは
なくなっていますので♪
(^^)

 


何から始めるべきかを考える

 

誰かに判断してもらうのも
良いことです。

 

ですが、いつも誰かに
判断してもらうわけにはいきません。

 

出来ない課題が
少しできるようになったら、

今度はさらに出来るために。

 

できると思っていた課題も、
出来なくなる前に
復習していきましょう。

 

そうやって、
少しずつ出来ることを
増やしていけばいいと思います。

 


優先順位と順番

 

そして順番ですね。

 

例えばバックハンドスマッシュ。

 

こんな技術は、初心者の試合では

ほとんど必要ありませんよね。

バックハンドスマッシュを練習する

1時間があるなら、その時間を

レシーブを確実に相手コートに返す練習

に充てる。

これが目標(入賞)への最短ルートです



そういった目標に不要な技術は

後回しにして、それでもやってみたいなら

たまには遊び感覚でトライして、

また自分の目指すルートに戻る。

 

こういう考え方ができるようになれば、

すでに中級者を超えています(笑)

 


まとめ|まずは自分の現在地を知ることから

 

技術は、

体の反応や反復練習が必要ですが、

考え方や取り組み方は関係ありません。

 

こういった考え方ができれば、

あっという間に初心者を

脱出できると思います。

 

初心者の皆さんは、

自分の現在地がどれくらいなのかを、

過小でも過大でもなく、
原寸大で見つめ直してみてください。

 

そうすれば、

逆算してやるべきことが見え、
迷わず進めるようになりますので♪

 

 

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