13 後衛のファーストプレー

 

いきなり結論です。

 
初心者の後衛は、

まず「つなぐこと」ができれば合格です。

 

派手なショットを狙うより、

ミスを減らすことが最優先。


では、

つなぐべきなのは「いつ」なのか?

それは、すべてのプレーの最初、

 

「ファーストプレー」です。

 


後衛の役割と考え方

 

「後衛」というと、初心者の皆さんには

 

「ワンバウンドで打つ人」

 

というイメージがあると思います。

もちろん、

チャンスがあれば前に出てボレーや

スマッシュをしてもいいのですが……。

 

私が20年ほど前にホームページを

運営していた頃の内容と比べると、

今では上級者の後衛は、

ネットダッシュしてボレーをすることも

当たり前になってきました。

 

前衛・後衛という枠にとらわれない方が

ソフトテニスは楽しめると思いますが、

初心者の方はまず、
 

「後ろでしっかり打つこと」

 

これが最初の段階になると思います。
(機会があればボレーもしましょう♪)

 


上級者との差は「スキルの差」ではなく「ミスの少なさ」

 

「後衛はつなぐ人でないと失格!」

 

というルールはありません。

実際に、上達するにはある程度

攻めて打っていく必要もあります。

 

ですが、

初心者の皆さんがまずやるべきことは、

 

やっぱり「つなぐこと」です。

 

これさえできれば立派な後衛です。

 

上級者はすごいシュートや

ロブをカンタンに打ちますが、

 

本当に見るべき違いはそこではなく、

 

「ミスの少なさ」にあります。

 


なぜ上級者はミスをしないのか?

 

例えばフットワークです。

 

上級者はボールの後ろ、

つまり、自分の打ちやすい場所に

素早く入ることができるので、

無理な体勢で打つ回数が、

圧倒的に少ないんです。

 

初心者の場合はどうなるかというと……

 

・打点が遅れてネットにかける

・体勢が崩れてアウトする

・詰まって弱いボールになる

 

こうした、

「苦しい打ち方」が増えてしまいます。

 

上級者は、
こういった苦しい打ち方をしないんですね。

 


「ミスを減らす」だけで2ゲーム取れる

 

具体的な数字で考えてみましょう。

 

上級者がミスをしないことで

1試合で得しているポイントを

まとめると、驚くべき結果になります。

 

【サーブ】

ファーストサーブがよく入るので相手に

攻められにくく、また相手のミスも

増えるので、最低2ポイント分はトク

 

【ダブルフォルト】

ファーストサーブがよく入れば、自ずと

ダブルフォルトする回数も減ります。

つまり自分からの失点を2ポイント

防ぐことが可能です。

 

【ラリーの1球目】

無理に打ちにいかず「つなぐ」ことで

自分からのミスが2ポイントは減ります

 

【レシーブ

確実に返球する意識を持つことで、

無理なレシーブをしなくなり、

レシーブミスが2ポイントは減ります

 

これで合計8ポイント。


つまり、約2ゲーム分

「ミスをしないだけ」で

 得をしている計算になります。

 

上級者はすごい球を打てるから

強いのではありません。

 

ミスが少ないから、心にも余裕が生まれ、

結果としてすごいプレーができるんです。

 


初心者がやるべき「ファーストプレー」の心得

 

やるべきことはシンプルです。

 

「ミスしない」

 ①レシーブミスを減らす

 ②ダブルフォルトを減らす

 ③ラリーの1球目必ずつなぐ

 ④ファーストサーブを入れる

 

これらが共通しているのは、

すべて自分から始まる最初のプレー、

 

すなわち「ファーストプレー」

 

これを簡単にミスしないということです。

 

この確率を高めるだけで、

技術がまだ未熟であっても、

立派な「試合巧者」になれます。

 


強くなる順番を間違えない

 

初心者の皆さんは、つい速い球や

すごい技のショットに目が行きがちです。

 

ですが、強くなる順番は逆です。

 

「最初を無茶しない意識」

     ↓

「なんとかつなげる」

     ↓

最初をミスしない選手

 

これができて初めて、

強い後衛としての土台が完成します。

 

そしてその先に、

「前衛を活かす」「相手を読む」

といった高度なプレーが見えてきます。

  


まとめ

 

初心者後衛がまず目指すべきは、

 

ファーストプレーを絶対にミスしない後衛

 

です。速い球やすごい技は、

そのあとで十分間に合います。

 

地味に思えるかもしれませんが、

この順番を守るだけで、特に

初心者さんの試合の内容は

劇的に変わります。

 

まずは次の練習から、

 

「 最初の1球 」

 

これを、

誰よりも大切にしてみてください♪

 

 

▼ 前回の記事
12 あたまの準備